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「三角比を使って物の高さを求める(3D)」の資料

はじめに

三角比を使って建物の高さを求める問題について,三次元のときが特にわかりにくいという話を聞いたので,補助教材を作ってみた。その際感じたGeoGebraの操作性についても書きます。

三次元教材

点Aは固定で,点B,Dは軸に沿って移動します。また点Cはxy平面上を移動します。図形以外のところをドラッグすれば回転できます。また,macであればshift+ドラッグで平行移動ができます。いろいろいじって元に戻らなくなった場合はこのページを読み込み直してください。

 

GeoGebraによる3D教材作成の操作性

悪い点

GeoGebraの3Dグラフは2Dグラフと違ってスライダー機能や数値入力機能がついていません。そのため2Dのような作り込みができない点はデメリットです。また,角度を指定した三角形が作れないので,角Bや角Cの指定ができないことは不便です。

良い点

直感的に作ることができるのは2Dのときと変わらず大きなメリットです。すぐに作れました。また,表示しようと思えば角度も表示できます。さらに,点CをAB上に持ってくることで,平面の場合でも使えます。

まとめ

教材について

GeoGebraの2Dのような作り込みができないせいで,あまり応用性のない物に感じるかもしれません。ただ,黒板では体験できない3Dの感覚を体験する補助にはなります。前に書いたように,電子教材は黒板の補助的なものであり,教師が黒板と併用しながら解説することを想定しているので,例えば「この問題の図形を横から見たら,,,上から見たら,,,」などに使う場合は十分な内容だと思います。

GeoGebraについて

GeoGebraの3Dのグラフはまだ発展段階にあると思いました。もし,3Dグラフィックにスライダーや入力機能を付ける予定がないのであれば直接お願いしようと思います。

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