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フェルマーの最終定理を証明した紳士 アンドリュー・ワイルズ

はじめに

今回は数学者アンドリュー・ワイルズについて紹介します。動画でグダグダ話しているので,ブログではさらっと書きます。

 

動画はこちら

アンドリュー・ワイルズ - YouTube

 

何をした人

フェルマーの最終定理を証明するために,谷山・志村予想を証明した人です。

フェルマーの最終定理とは?

3以上の自然数{n}について{x^n+y^n=z^n}となる0でない自然数{(x,y,z)}の組は存在しない

定理が証明されるまでの流れ

子供時代

10歳でフェルマーの最終定理に出会い,証明することを夢みます

大学時代

フェルマーの最終定理の研究をしたいと指導教官に言うが,願いは叶わず楕円曲線の研究にすすみます(動画でも言いましたが,本気でフェルマーをやりたかったのなら「なぜその研究室に入った?」って疑問に思っています)。

研究者時代

友人から,谷山・志村予想を証明すればフェルマーの最終定理を証明することになる と聞き,谷山・志村予想の証明に取り掛かかります。なぜなら,谷山・志村予想ワイルズの専門である楕円曲線の分野だからです。

研究を始めてから7年後

谷山・志村予想が証明できたことを発表し世界中の注目を集めます。

ミス

発表後ワイルズは論文としてまとめ,審査を受けます。ところが,この審査で証明がまちがっていることがわかります。審査員とワイルズはそれを隠し,早急に修正しようとしましたがなかなか修正できませんでした。

最後のひらめき

世間からのプレッシャーに押しつぶされそうになったワイルズは,最後になぜ証明できないかをまとめました。そのとき,彼にあるひらめきが起きました。そして,谷山・志村予想は証明され,フェルマーの最終定理も証明されました。

 

※正確には 谷山=志村予想 の一部を証明しました。

 

天才の栄光と挫折―数学者列伝 (文春文庫)

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